外壁材のコーキング

fcopo20110812-01

写真を見てもらうと分かるように、コーキングが途中で切れているじゃありませんか

しかしご安心を、実はこれ、あえて打ってないんです

この部分水切りとサイディングの隙間なんです

なぜあえて打っていないんでしょうか??

もし水などが入ってしまったら等、不安がありますよね

実はこの隙間から空気が通るようにしてあるんです

なぜ空気が通るようにしてあるんでしょう?

外壁材と断熱材の間は発散層になっていて

もしも雨水などが浸入してしまった場合でも

ここを通る空気によって乾きますし、またこの隙間から

雨水が流れ出ていくんです

もしこの場所にもコーキングを打ち込んでしまうと

雨水などが浸入した場合、水の行き場が無くなり

結露や、断熱能力の低下に繋がるんです

全ての場所がこのような状態ではなく、外壁材の下端であり

雨水が浸入することは考えにくい場所なんです

雨水の入口になるような箇所は全て打ち込んであるので

雨水などが浸入する心配は無いと言うわけなんです。